こんな私に、誰かのための。
たった一つの問い
こんな私に、誰かのための本なんて書けるのだろうか。
梅雨の記憶と、繰り返す過去
梅雨が始まって思い出した。
私のうつはいつも夏に酷くなっていたこと。
外にも出られず、部屋に引きこもって、
気づけば、過去を繰り返している。
共鳴と痛みの正体
私は、誰かの心の内を覗き見るようなことをしたかったわけじゃない。
けれど、そこに書かれていた痛みに、思わず胸が締め付けられた。
ときには文章より心に刺さるのが、歌。
彼の絶望の叫びは、体が痛くなるほどに深かった。
でも、私は知っている。
それは、彼の痛みが私に移ったのではなく、
私の中に眠っていた痛みが呼び起こされたのだ。
光を届ける手は、まだ傷ついている
人を助けたいという思いで、
自分の経験を本に綴り始めたけれど
自分のうつを管理しながら、
体の病気も治療しながらのことだ。
私は、私自身を救えるのだろうか。